第350号コラム「IoTのセキュリティ対策」
小山 覚 理事(NTTコミュニケーションズ株式会社 経営企画部 マネージドセキュリティサービス推進室 担当部長)
最近は「IoT(アイオーティー)」という言葉が流行している。
IoTはInternet of Things(モノのインターネット)の略称であり、パソコンやスマホだけではなく、身の回りにあるモノの多くがネットに繋がり、様々なデータをクラウドに転送し、様々な視点で分析し、生活を便利にするとともに、新しいビジネスも生み出すと言われている。
データ消去 分科会(第11期 第5回)
開催日時:平成27年3月25日(水) 19:00~21:00
題目:「上書きされたデータは読み出せるのか?- HDDの磁気記録の仕組みとデータ消去 -」
講師: 沼田 理 氏
第349号コラム「意外と簡単ではない日本語対応」
「日本語処理解析性能評価」分科会幹事 白井 喜勝 様
(株式会社UBIC 執行役員、クライアントテクノロジー部 部長)
日本でコンピューターフォレンジックツールやeディスカバリーツールを使う場合、当然、調査対象は日本語であることが多い。ここで気をつけたいのは、どの程度日本語の処理や検索が機能するのかは、使ってみるまでわからないことである。
第348号コラム「自動運転走行車が可能となる法と社会」
石井 徹哉 理事(千葉大学 副学長 大学院専門法務研究科教授)
先進安全自動車(ASV)、なかでも自動走行システムについては、2020年をめどにその開発、市場化が進められています。すでに市場展開が図られつつあるレベル2の自動走行システム(加速・操舵・制動のうち複数の操作を一度に自動車が行う状態)については、…
第347号コラム「「情報セキュリティ月間」の実施について――安心安全への次の一歩として」
西川 徹矢 理事(損害保険ジャパン日本興亜株式会社 顧問、笠原総合法律事務所 弁護士)
1 昨年末のサイバーセキュリティ基本法の制定に伴い、本年1月9日、NISCは略称は同じでも内容を大きく変えて、「内閣サイバーセキュリティセンター」として生まれ変わった。かつて同所に勤務した者として、今後の活躍を大いに期待するものである。
DF人材育成 分科会(第11期 第1回)
開催日時:平成27年1月26日(月) 19:00~21:00
題目:「DF人材育成についての検討・意見交換会」
講師: 佐々木 良一 先生、上原 哲太郎 先生、丸山 満彦 氏、白濱 直哉 氏、野﨑 周作 氏、山本 清子 氏
第346号コラム「PIA(プライバシー影響評価)という名のエゴ」
佐藤 慶浩 理事(日本ヒューレット・パッカード株式会社 個人情報保護対策室 室長)
個人情報保護の関連用語にPIAというものがある。Privacy Impact Assessmentの略で、直訳するとプライバシー影響評価となる。
第345号コラム「著作権法の改正と電子出版の今後の展望」
須川 賢洋 理事(新潟大学大学院 現代社会文化研究科・法学部 助教)
皆さんは、今年の1月から著作権法が一部変わったことはご存じだろうか。今回は比較的小規模な改正で、また海賊版ダウンロード刑罰化の時のようにエンドユーザの日常に直接影響があるものではないので、メディア等ではほとんど紹介されていない。
第344号コラム「新しい年を迎えて」
佐々木 良一 会長(東京電機大学 未来科学部 情報メディア学科 教授)
皆様、2015年あけましておめでとうございます。ご存知のようにデジタル・フォレンジックもいよいよ本格的実用段階に入り、ますます重要性を増していると思います。巧妙化する標的型攻撃や、「ベネッセ事件」に見られるような内部からの個人情報の漏洩問題で、民間の専門業者に依頼してデジタル・フォレンジックを適用する機会が増えてきているように思います。
第343号コラム「年末のご挨拶」
安冨 潔 副会長(慶應義塾大学名誉教授・弁護士)
デジタル・フォレンジック研究会は、情報セキュリティの一分野である「デジタル・フォレンジック」の啓発・普及、調査・研究事業、講習会・講演会、出版、技術認定等の事業を通じて、健全な情報通信技術(IT)社会の実現に寄与・貢献することを目的として、2004年9月に発足し、本年は、10周年を迎え、11年目に入ることができました。